【長野滞在記No.4】疲労困憊、不撓不屈

9/11

11時起床。

今日は、今日はなんとプール行きます。

天気も晴れだし、最高のプール日和りだ!!!

 

と、思いきや、連日の疲れがたまり体の節々が痛い。昨日のラウンドワンによる痛 of the 筋肉もあり、体が悲鳴をあげている。

俺はこれでも、今までそこそこ遊んで来た方だ。修羅場もくぐり抜けてきた。飲み会、オール、旅行、これまでの人生連日遊んで来た。1番辛かったのは、飲み会オールからの伊勢旅行だ。

 

その俺の勘が言っている。

 

プールに行ったら体調崩す。 

 

というわけで、S君には申し訳ないが、プールを中止にしてもらった。今体調が悪いわけではないが、ここでプールに行ったら「おわる」気がするのだ。

まあ、元々水着もゴーグルも持ってないし、お金が浮いたと思えばいいっしょ。と、私は思ったが、S君はよほどプールを楽しみにしていたのか、かなり落ち込んでいた。

そんな彼に元気を出してもらう意味も込めて、ラーメンを食べに行くことにした。

向かった店は、イワシスープのあっさりラーメンで、その熱々スープが体の芯まで響き渡った。麺がするするといに入っていき、気がついたら丼の中に麺はなく、大満足だった。

 

店を出て、そのまま家に直行しようとしたが、それも味気ないので、近くの本屋に寄ることにした。Googleマップによると、数百m先にあるらしいのだ。

 

だが、どれだけ探してもない。

 

ないっていうか、しばらく探して見つけることはできたんだけど、それは本屋ではなく、入口が固く閉められ窓が全てカーテンで遮断されたボロボロの建物だった。

 

そう、恐らくその本屋は潰れてしまっていたのだ。

我々は、古き良き本屋の減少を惜しむとともに、「営業中」と嘘をついたGoogleに唾を吐いて帰路についた。

プールは行けず、外は暑く、本屋は閉まっていて、無駄に歩いた。今日の予定も決まっていない。

こんな、、、こんなはずでは、、、

その時、ふと私は思った。

 

別にプール行けばよくね?

 

だが、ことはそう簡単ではない。

ここでプールに行ってしまったら必ず体調を崩すという私の勘勝手な思い込みで体調崩すって決めつけてるけどゆうてそんなことないっしょと楽観視する私の中の悪魔が互角の戦いを繰り広げた。

 

その戦いは天を曇らせ海を割り、大地を響かせ、森を焼いた。

激しい闘いの中、雲間から一筋の光が零れた。

光に目を凝らすと、そこにはリトル・俺がいた。

天から舞い降りたリトル・俺はこう言った。

 

水着ギャルを見れれば、

体調なんて余裕っしょ!!!!

 

 

 

ここにて、決着がついた。

私はすぐさまS君を2キロ離れたスポーツショップまでパシらせ、水着を買ってきてもらい、プールへと駆け出した。

 

ちなみに、本当に駆け出した。走った。

やっぱりプールに行こうと思い立ったのが午後3時だったので、早く行かなければ室内プールとはいえ寒くなってしまうし、人も少なくなって水着ギャルが見れなくなってしまう。

我々はマッハ2の速さでバス停まで向かった。

 

が、しかし

 

なんと、バスを間違えた。

時間がギリギリでバスに飛び込んだのでもしやと思いGoogleマップを開いてみると、全然違う方向に行っているではないか。

我々はすぐさまバスを降りたが、最寄バス停からはすでに2.5kmほど離れてしまった。

時間が、、、時間がどんどんなくなっていく。我々は焦り始めた。

そもそもこんな時間からプールに行き始めるやつなんて、老人かスイミングスクールの小僧達以外にいないのだ。水着ギャルがどんどん離れていく。。。我々がこんなにも全力疾走で追いかけているのに、水着ギャルは原付でヘルメット被って遥か彼方へ消えていく。

 

連日の疲れ、そしてまさかのハプニング

俺たちには、、、もう、、、、、力は残されて、、、、、、、、、ない。

水着ギャルにはきっともう会えない。プールに行く意味なんてない。

だって、そこには水着ギャルなんて絶対いないのだから。

 

思考も足も止まったその時、S君がポツリと呟いた。。。

 

水着ギャルじゃなくても、、、、、、

 

 

 

 

 

人妻、、、人妻でも、、、俺はいいよ。。。。

 

、、、、、、、、、、

、、、、、、

、、、

確かに、、、

 

確かにッ・・・・・・・!!!!!

俺も、人妻でもいい!!!!

人妻なら夕方になっても可能性がある気がする!なんとなくだけど!!

そうと決まれば2㎞3㎞なんのその。

我々は再び活力を取り戻し、むしろ走り出した。

向かい側から走ってくる車の影を踏まない遊びをしながら2km 走った。余談だが、この遊びのせいでクソ疲れた。やらなきゃよかった。

↓こんな感じ

 

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ついでにこんな感じの石細工がいっぱい並んでる場所を見つけて、道間違えるのも悪くねえなと思った↓

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プールに着いたのは、家を出発した1時間30分後だった。

施設はとてもきれいで巨大で、我々のわくわくを増幅させた。

早速着替えいざレッツゴー。

室内プールはかなり大きく、流れるプールや波造プール、スライダー、サウナなどがあった。

しかし、問題が一つ。

我々以外の人が全くいない。

監視員7人客7人といったぐあいの人数比になっており、流れるプールで鬼ごっこをしていても監視員のおじさんが暇つぶしに近くで監視してくるので、言いようのない遊びにくさを感じた。

でも仕方ないのでずっと鬼ごっこをして遊んでいた。

時間が経つと、かわいい監視員さんがやってきたり、女子大生っぽい人たちが増えたりと、まあまあだったわい。

 

3時間遊びつくした後は同施設内の温泉に入り身体を温めた。

結論、体調は崩さなかった。それはこの温泉による効果が少しはあったのかもしれない。

とは言っても、さすがに体力は切れかけていた。

S君はバスの中で寝ており、私は寝て乗り過ごさないように必至で起きていた。

あまりにS君がぐーすかと寝ているのでバスに置いて行ってやろうと冗談抜きで思ったが、夜飯が食べる時間がおそまるというデメリットがあったのでやめておいてあげた。

その代わり、彼の太ももを思いっきりひっぱたいて起こした

 

わくわくによる脳内麻薬が切れた我々は倒れる寸前だった。

しかし、我々はもう一つわくわくを残していた。夜ご飯だ。

今日の夜ご飯は、コーラと照り焼きピザとエビマヨピザを食べながらDVDを観る予定だった。眠い目をこすり、ピザを頼み、ピザを持ち帰り、DVDをセットし、コップにコーラを注ぎ、夜9時、ようやく晩餐だ。

その一口目のピザが美味いのなんのって、もう格別の味だった。

DVDは『ミス・ペレグリンと不思議な子供たち』というティム・バートンの映画だったが、もはや疲れすぎて内容は覚えていない。

 

食べ終わった頃には10時で、もう眠くなっていた。

 

あ!!!!!一個話し忘れてたことあった!!!!!!!

S君、いやSのクソ野郎の罪をな。

昨日TSUTAYAに入った話はチラッとしたと思う。

その時の出来事だ。

我々は例のごとく、お互い観たいDVDを一作選んで、じゃんけんで勝った方のDVDを観るという方式をとった。私は観たいDVDが決まらなかったので、ずっと悩んでいた。

S君は早々に観たいDVDを決めてしまったので、「18禁コーナーで時間潰してるわ!決まったら呼んで!!」と言い残し、ピンク色の垂れ幕の方へ消えていった。

その後、1分と持たずS君が前かがみの姿勢で帰ってきたことは後世へと語り継がれるであろう。

中を一周しただけなのに、ズボンのポケットに両手を突っ込み、その両手でズボンを不自然に前に押し出しながら押し黙った彼は、さながら武士のような顔つきだった。

まあ、これはどうでもいい。

ちなみにDVDじゃんけんは当然私が勝った。なぜ「当然」なのかというと、そう、S君には敗者がお似合いだからだ。

彼の罪はそのあとだ。

当然だがDVDのお金は割り勘である。

それを利用して、S君はしれっとAVを借りようとしていた。

(余談だが、AVは準新作、新作しかなく、料金が高い)

私は普通の旧作DVDしか借りるつもりがない。

つまりどういうことか。

 

S君は自分が観たいAVの代金を私に半分払わせようとしていたのだ。

 

S君がしれっとAVを手に取ったとき、私は、「え?それ借りるの??俺別にいらないんだけど、割り勘じゃないよね???」と聞いた。

S君はそれを聞いて(バレたか)と言わんがごとくニタァっと笑みを浮かべた。

私は、こんなに人の笑顔に殺意が沸くものなのかと感じたほどに彼をぶっ〇したくなった。

あなたは「住まわせてもらってんだからそのくらい良くない??」と思うかもしれないが、これはそういう問題じゃないのだ。実際滞在させてもらっていることに恩義はあるので、食費は私が多く払うことが多かった。

ただ、ただ、この姑息なやり方には納得がいかなかったのだ。

彼は作戦を見破られしょんぼりとしていた。

そんなしょんぼりとした彼を見て、しょんぼりすんなクズが、と私は思った。

(結局自腹でAV借りてました。)

 

というわけで、ピザ食べた後は午前3時までそれを観て、ボボボーボ・ボーボボの話とかを1時間くらいして、寝ました。

 

とても疲れた1日だったが、プールは久しぶりでとっても楽しかった。

明日はとうとう帰らなければならない。

この天井も最後か、、、と思いながら私は眠りについた。

 

次回長野滞在記最終回